宅食は4人家族だと1回いくら?大人2+中1・小3で計算して最初の1社を決めた【2026年8月】

宅食は4人家族だと夕食1回いくら?2026年8月版。冷凍弁当のトレーと主菜・副菜が並んだ食卓のイラスト

共働きで、子どもは中学1年と小学3年の男子2人。平日の夕方、仕事を終えてから献立を考えて買い物に行って作る、という流れがもう何年も回りきっていません。

わが家が宅食を検討しはじめた理由は、はっきりしています。

わが家が宅食を検討した3つの理由
  1. 共働きで、夕飯が遅くなる日がある。帰ってから作りはじめると、食べ終わるのが21時を過ぎてしまう日がある
  2. 毎日ごはんを作る負担を、少しだけ減らしたい。ゼロにしたいわけではなく「少し」でいい
  3. その分の時間を作りたい。子どもの宿題を見る時間にも、自分の時間にもなる

逆に言えば、この3つが解決しないサービスは、いくら安くてもわが家には意味がないということです。

とくに1つ目が効いています。帰りが遅い日ほど、温めるだけで食卓が1回ぶん完成する形がありがたい。この記事の後半で選ぶ基準を決めるときも、ここに立ち返っています。

そこで宅食サービスを本格的に検討することにしたのですが、比較記事を読み漁っていて強い違和感がありました。どの記事も「1食◯◯円」で横並びにしているのです。

1人暮らしなら、それでいい。でもわが家は4人です。1人前の冷凍弁当なら、1回の夕食に4個いる。単純に4倍です。1食465円のサービスも、家族4人だと1回1,860円になります。この換算をしてくれている記事が、ほとんど見つかりませんでした。

それなら自分で計算しようと思い、11社の料金を公式サイトから全部拾い直して、「家族4人の夕食1回あたり、いくらか」に換算し直しました。送料も、別で炊くごはん代も足しています。その結果、最初に試す1社が決まりました。

先にお断りしておきます

この記事は「調べて選んだ」までの記録です。まだ1社も注文しておらず、食べていません。ですので味・食感・子どもの反応については一切書いていません。書けるのは、公式サイトから取った料金・分量・条件と、そこから導いた計算だけです。
実際に頼んで食べたレビューは、届いてから別記事として書きます。

※記載の料金はすべて2026年8月時点で各社公式サイトから確認したものです。価格・プラン・送料は変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。

目次

結論:わが家が最初に選んだのは「ツクリオ 4人前×週3食」。ただし最安ではありません

結論。わが家が選んだのはツクリオの4人前×週3食プラン

先に結論から書きます。わが家が1社目に試すと決めたのはツクリオ(旧つくりおき.jp)の4人前×週3食プランです。

ただし、これは「一番安いから」ではありません。むしろ安い部類ではないということを、最初にはっきり書いておきます。

金額だけなら冷凍弁当が圧勝する

家族4人の夕食1回あたりで比べると、こうなります(送料とごはん代を足した実質額)。

サービス夕食1回(4人分)
ワタミの宅食ダイレクト 三菜約2,392円
nosh(ナッシュ)約3,056円
ツクリオ 4人前×週3食約3,510円
宅配弁当Meals約3,772円
シェフの無添つくりおき約5,046円
2026年8月時点。いずれも定期・通常価格。計算の内訳は後述します。

ワタミの宅食ダイレクトとツクリオの差は、1回あたり約1,100円。週3回使えば月に約13,000円の差になります。金額だけを見るなら、迷わず冷凍弁当を選ぶべきです。

それでも作り置き型を選んだ理由

その1,100円が何に対する差額なのかを考えたときに、わが家の場合は払う価値があると判断しました。

  • 冷凍弁当は「1人1トレー」なので、4人が同じおかずを別々の容器から食べる形になる
  • 作り置き型は主菜と副菜が大皿で届くので、取り分けて並べればいつもの食卓の形になる
  • 冷凍弁当は4人分×週3回=12食分を冷凍庫に入れる場所が必要(わが家の冷凍庫では正直きつい)
  • ツクリオは冷蔵で届くので、冷凍庫を占領しない

つまり「安さ」を買うなら冷凍弁当、「食卓が1回分そのまま完成すること」を買うなら作り置き型、という整理です。この記事では両方の金額を並べたうえで、どちらの型が自分の家に合うかを判断できるようにします。

【早見表】家族4人の夕食1回あたりの金額

早見表。家族4人の夕食1回はいくらになるか

この記事の中心になる表です。各社の公表単価を、家族4人が夕食1回を宅食でまかなう場合の金額に直しています。

型A:1人前の冷凍弁当を4人分

1食1トレーのタイプ。4人分なら単純に4倍です。

サービス(セット数)1食×4人=1回
ワタミの宅食ダイレクト いつでも三菜(定期10食)465円1,860円
ワタミの宅食ダイレクト いつでも五菜(定期10食)564円2,256円
DELIPICKS 初回お試し(5食・送料無料)581円2,324円
nosh(12食)612円2,448円
nosh(10食)620円2,480円
宅配弁当Meals(28食)696円2,784円
三ツ星ファーム(21食)711円2,844円
宅配弁当Meals(10食)799円3,196円
2026年8月時点・税込。送料は別途880〜990円程度かかります(後述)。

型B:家族向けの作り置き惣菜

主菜と副菜がまとめて届くタイプ。「4人前」がそもそも1単位なので、4倍する必要がありません。

サービス/プラン1回分の総額夕食1回あたり
ツクリオ 4人前×週3食(初回)5,990円約1,997円
ツクリオ 4人前×週5食(2回目以降)15,960円3,192円
ツクリオ 4人前×週3食(2回目以降)9,990円3,330円
シェフの無添つくりおき 食卓おまかせ(初回)9,980円約3,327円
シェフの無添つくりおき 食卓おまかせ(通常)13,607円約4,536円
わんまいる 健幸ディナー(5食)6,280円5,024円
2026年8月時点・税込。ツクリオ週3食=3日分、シェフの無添「食卓おまかせ」=3日分として割っています。わんまいるは1人前×5食なので4食分で計算。

送料とごはん代を足した「実質」

ここが多くの比較記事で抜けている部分です。詳しい計算は次の章で書きますが、結果だけ先に置きます。

サービスおかず代+送料+ごはん実質
ワタミ三菜1,8603521802,392円
nosh(10食)2,4803961803,056円
ツクリオ 4人前×週3食3,33001803,510円
Meals(10食)3,1963961803,772円
シェフの無添 食卓おまかせ4,5363301805,046円
単位は円。いずれも2回目以降・通常価格。ツクリオは送料が価格に含まれています。

なぜ「1食◯◯円」で比べると判断を誤るのか

注意。1食◯◯円で比べると判断を外す

家族世帯が宅食を比較するとき、1食単価をそのまま見ると4つの点で見誤ります。

1. 冷凍弁当は4人分=そのまま4倍になる

当たり前のようですが、これが一番効きます。「1食500円台!」という見出しは、家族4人にとっては「1回2,000円台」という意味です。

しかも冷凍弁当はまとめ買いするほど単価が下がる設計なので、家族4人だと消費が速く、大きいセットを選びやすくなります。宅配弁当Mealsなら7食6,490円(1食927円)より28食19,490円(1食696円)のほうが安いのですが、28食は家族4人だと7回分にしかなりません。つまり2週間ちょっとで消えます。

2. 作り置き型は「4人前」がそもそも1単位

逆に型Bは4倍してはいけません。ツクリオの「4人前×週3食」は4人分×3日分がまとめて1回届くという意味で、9,990円を3で割った3,330円が夕食1回の金額です。

ここを取り違えると、型Bが型Aの4倍高く見えてしまいます。実際には、1回あたりで並べると両者の差は1.5倍程度です。

3. 送料は「1回あたり」に割り戻さないと見えない

冷凍弁当の送料は1配送あたり880〜990円程度かかります。「1食あたり88円」と言われるとたいした額に見えませんが、家族4人の視点で割り直すと印象が変わります。

送料を1回の夕食に割り戻す

10食セットは、家族4人だと2.5回分の夕食にしかなりません。
送料880円 ÷ 2.5回 = 1回あたり352円
送料990円 ÷ 2.5回 = 1回あたり396円
つまり1回の夕食に350〜400円が上乗せされます。おかず代が1,860円のワタミ三菜なら、送料だけで約19%増しです。

ワタミの宅食ダイレクトの送料は本州・四国・九州880円、北海道1,210円、沖縄2,420円。宅配弁当Mealsは7〜14食990円、21食1,190円、28食1,690円です。地域と食数で変わるので、自分の条件で計算し直してください。

4. おかずのみ=ごはんは別で炊く

ここもよく抜けます。宅食の多くはおかずのみで、主食は付いていません。家族4人分のごはんは約2合=米300gです。

5kgで3,000円の米なら、300gで約180円。金額としては小さいのですが、「炊く手間はゼロにならない」という点のほうが重要です。宅食にすれば料理から完全に解放されるわけではなく、ごはんを炊いて味噌汁を用意するところは残ります。

逆に言えば、炊飯器のタイマーだけは毎朝セットしておく前提で考えると、宅食の導入はかなり現実的になります。

「1人前」の定義は、サービスごとに違う

要確認。1人前の定義はサービスごとに違う

ここが今回いちばん調べてよかったところです。各社の「1人前」「4人前」は、同じ言葉なのに指しているものが違います。

サービス/プラン公式が示す想定
ツクリオ「4人前」大人2名+子供2名(公式サイトに明記)
ツクリオ「2人前」大人2人分。ただし4人前プランの2/3量
シェフの無添つくりおき「食卓おまかせ」大人2+小中学生2の3日分(9品)
シェフの無添つくりおき「食卓サポート」大人2+幼児1の2日分(5品)
冷凍弁当各社の「1食」文字どおり1人1トレー(年齢の想定なし)
2026年8月時点、各社公式サイトの記載より。

ツクリオは分量をグラムで公開している

ツクリオは公式のよくある質問で、実際の分量を数値で出しています。ここまで書いているサービスは多くありません。

ツクリオ公式が公開している分量
  • 週3食プランの主菜:約350〜600g
  • 週3食プランの副菜:約160〜300g
  • 週5食プランの2倍量メニューは、上記の2倍
  • 2人前×週3食プランは、4人前プランの2/3量が目安

※商品により変動する旨が公式に注記されています。2026年8月時点。

主菜1品が350〜600gで、それが4人分。ひとりあたり88〜150gという計算になります。この数字が自分の家の食べる量と合うかどうかが、判断の分かれ目です。

「1食」に年齢の想定があるかどうかを見る

冷凍弁当は「1食=1人前」としか書いていないことがほとんどです。これは裏を返すと年齢や性別を想定していないということで、育ち盛りの子どもが食べると足りない可能性があります。

実際、Googleのサジェストには「宅食 量が少ない」「宅配弁当 足りない」「ツクリオ 足りない」といったキーワードが並びます。量の不安は、家族世帯にとって価格と同じくらい大きな論点だということです。

中1と小3の男子は、どれくらい食べるのか

データ。中1と小3の男子はどれくらい食べるか

「4人前=大人2+子供2」という想定が、わが家に当てはまるのか。感覚ではなく数字で確かめました。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」には、年齢・性別ごとの推定エネルギー必要量が示されています。身体活動レベルが「ふつう」の場合、おおよそ次のとおりです。

区分1日あたり
成人男性(30〜49歳)約2,700kcal
中学生男子(12〜14歳)約2,600kcal
小学校中学年男子(8〜9歳)約1,850kcal
成人女性(30〜49歳)約2,050kcal
厚生労働省「日本人の食事摂取基準」推定エネルギー必要量(身体活動レベルII=ふつう)より。改定版により数十kcalの差があるため、おおよその目安として記載しています。

中学生男子は、ほぼ成人男性と同じ

中学生男子の約2,600kcalは、成人男性の約2,700kcalとほとんど変わりません。そして成人女性の約2,050kcalを大きく上回っています。

これはつまり、中学生の息子を「子供1人分」として数えるのは間違いだということです。

「大人2+子供2」の想定が崩れるタイミング

わが家の4人を足すとこうなります。

わが家の必要量を足してみた

大人2人:2,700+2,050 = 4,750kcal
子ども2人(中1・小3):2,600+1,850 = 4,450kcal

子ども2人分が、大人2人分の約94%
つまりわが家の「子供2名」は、実質ほぼ大人2名分です。

ツクリオが想定する「大人2名+子供2名」の子供が幼児や低学年なら、この想定は正しい。でも子どもが中学生になった時点で、その前提は崩れます。上の子が中1、下の子が小3というわが家は、ちょうどその境目にいます。

ここは「宅食 4人家族」で検索したときに出てくる比較記事のどれにも書かれていませんでした。「食べ盛りなら量に注意」と一言添えてある記事はあっても、どれくらい足りないのかを数字で示しているものは見つかりませんでした。

わが家の見積もり:4人前は「大人3人分+α」と考える

上の計算をふまえて、わが家では次のように見積もることにしました。

  • ツクリオの「4人前」は、わが家では大人3人分ちょっとと考える
  • そのままだと足りない前提で、ごはんを多めに炊く(4人で2合ではなく2.5合)
  • 味噌汁か汁物を1品、自分で足す
  • それでも足りなければ、次から週5食プラン(2倍量メニューあり)に切り替える

この「足りなければ主食と汁物で調整する」という運用は、実は冷凍弁当でも同じです。どのサービスを選んでも、成長期の子どもがいる家庭は主食で調整する前提で見たほうが現実的だと思います。

宅食の値段は、3つの型に分かれている

分類。宅食の値段は3つの型に分かれる

11社を並べてみて分かったのは、「宅食」とひとくくりにされているサービスが、価格の作りで3つの型に分かれるということでした。この型を先に把握しておくと、比較がぐっと楽になります。

価格帯向いている使い方
型A 1人前の冷凍弁当1食 390〜930円必要な日だけ、必要な人数だけ出す
型B 家族向けの作り置き惣菜1回 5,990〜15,960円週の決まった曜日の夕食をまるごと任せる
型C 食材宅配・生協のお試し180〜1,980円まず試す/自炊の負担を軽くする
2026年8月時点の各社公式価格より分類。

型Aと型Bは、単に価格が違うだけでなく解決している問題が違います。型Aは「1食ぶんの用意」を、型Bは「食卓1回ぶんの用意」を肩代わりします。ここを混ぜて比べると話が噛み合いません。

型A:冷凍弁当を4人分で使うといくらか

型A。冷凍弁当を4人分だといくらになるか

1食1トレーの冷凍弁当を、家族4人の夕食に使う場合を見ていきます。

ワタミの宅食ダイレクト|4人分で最安クラス

コース食数1食×4人
いつでも三菜(定期)10食465円1,860円
いつでも三菜(定期)7食546円2,184円
いつでも五菜(定期)10食564円2,256円
いつでも五菜(定期)7食656円2,624円
2026年8月時点・税込。送料は本州/四国/九州880円、北海道1,210円、沖縄2,420円。定期は3回以上のお届けが条件。

今回調べたなかで4人分の金額がもっとも安かったのがここです。三菜(主菜1+副菜2)の定期10食で1食465円。4人分で1,860円は、外食どころかスーパーの惣菜より安い水準です。

ただし三菜は品数が少なめなので、育ち盛りの子どもがいると副菜が1品多い「五菜」を選びたくなります。その場合は1回2,256円。それでも十分に安いです。

nosh(ナッシュ)|メニュー数と継続割引が強い

食数総額1食×4人
6食4,318円719円2,876円
8食5,157円644円2,576円
10食6,206円620円2,480円
12食7,344円612円2,448円
2026年8月時点・税込。累計購入数に応じて単価が下がる「nosh club」があり、最安492円/食まで到達します。

ワタミより1回あたり600円ほど高いですが、メニューを1食ずつ選べるのが強みです。子どもの好き嫌いがはっきりしている家庭ではこれが効きます。

また継続すると単価が下がる「nosh club」があり、最安492円/食まで下がります。ここまで到達すれば4人分で1,968円と、ワタミ三菜を下回ります。ただし到達には累計購入数の積み上げが必要なので、初年度の判断材料にはしにくいと考えました。

宅配弁当Meals|まとめ買い前提の価格設計

食数総額1食×4人
7食6,490円927円3,708円
10食7,990円799円3,196円
14食10,489円749円2,996円
21食14,990円714円2,856円
28食19,490円696円2,784円
2026年8月時点・税込。送料は7〜14食990円、21食1,190円、28食1,690円。

DELISH KITCHENがプロデュースしているサービスです。28食まで買えば1食696円まで下がるのですが、ここで家族世帯特有の問題が出ます。

28食は4人家族だと7回分の夕食。週3回使うなら2週間ちょっとで消えます。そして28トレーを一度に冷凍庫へ入れる場所が必要です。「まとめ買いで安くなる」という設計は、単身者向けには効いても家族世帯には効きにくいというのが、計算して分かったことでした。

DELIPICKS|お試しだけなら最安クラス

初回お試しが5食3,218円(1食581円)で送料無料。4人分に直すと2,324円で、しかも送料が乗りません。

ただし5食なので4人家族だと1回分ちょっとで終わります。「味の方向性を確かめる」用途と割り切るのが正解だと思います。定期購入の送料は地域により1,089〜2,365円と幅があり、2026年7月に価格改定があった点も要注意です。

型Aが向いている家庭

  • とにかく食費を抑えたい(1回2,000円台前半で収まる)
  • 家族の帰宅時間がバラバラで、ひとりずつ違う時間に食べる
  • 冷凍庫に余裕がある、または冷凍庫が2台ある
  • 「今日は自炊、明日は宅食」と日ごとに切り替えたい
  • 家族全員で同じ時間に食卓を囲みたい
  • 冷凍庫がすでにいっぱい
  • 「弁当を並べる」形の食事に抵抗がある

型B:作り置き惣菜を家族4人で使うといくらか

型B。作り置き惣菜を家族4人だといくらになるか

主菜と副菜がまとめて届き、取り分けて食卓に並べるタイプです。金額は型Aより上がりますが、食卓が1回ぶんそのまま完成します

ツクリオ(旧つくりおき.jp)|4人前が標準単位

プラン初回2回目以降夕食1回
4人前×週3食(12食分)5,990円
(499円/食)
9,990円
(832円/食)
3,330円
4人前×週5食(20食分)11,960円
(598円/食)
15,960円
(798円/食)
3,192円
2人前×週3食(6食分)7,990円
(1,331円/食)
2,663円
(2人分)
2026年8月時点・税込・送料込み。初回クーポンコード「RC-2026WELCOME」。夕食1回の金額は2回目以降の価格を食数で割ったもの。

4人前×週3食が公式の「1番人気」プランで、2〜4人世帯向けとされています。冷蔵で届き、配達日に調理されたものがそのまま来ます(一部の配送枠を除く)。

  • 注文・休会・解約がすべてLINE上で完結する
  • 休会・解約はいつでも無料。1週間から試せる
  • 配送エリアは全国(沖縄・離島など一部を除く)
  • 注文・キャンセルの締切は配達日の前週の水曜まで
  • 決済は毎週木曜の朝7〜8時(失敗すると金曜朝に再決済、それも失敗すると自動キャンセル)

この「前週水曜締切」が地味に重要です。金曜に「来週は外食が多そうだから休もう」と思っても、もう間に合いません。1週間先の予定を水曜までに決めておく習慣が要ります。ここは事前に知っておかないと、いらない週に届いて無駄になります。

シェフの無添つくりおき|無添加だが日持ちしない

プラン想定初回通常
食卓おまかせ(9品)大人2+小中学生2の3日分9,980円
(送料無料)
13,607円
+送料990円
食卓サポート(5品)大人2+幼児1の2日分3,799円5,173円
+送料990円
2026年8月時点・税込。

今回調べたなかで唯一、「小中学生2人」を明示的に想定しているのがこのサービスです。わが家の構成にいちばん近い設計だと言えます。

ただし金額が上がります。通常価格13,607円+送料990円を3日で割ると、夕食1回あたり約4,866円。ツクリオより1回あたり1,500円ほど高い計算です。

見落としやすい制約

シェフの無添つくりおきは保存料不使用のため、冷蔵で到着後4日以内に食べきる必要があります。
「今週は忙しいから後半に回そう」ができません。3日分が届いたら3日で食べきる前提で、週の予定を組む必要があります。

添加物を避けたい家庭には強い選択肢ですが、スケジュールの自由度は下がります。ここはトレードオフとして受け入れられるかどうかです。

わんまいる|1人前×5食で、家族用としては割高

健幸ディナー5食セットが初回5,780円、2回目以降6,280円+送料935〜1,080円。ただしこれは1人前×5食なので、家族4人の夕食1回に使うと4食分が必要です。

6,280円÷5食×4人=1回あたり5,024円。型Bのなかでも高い部類になります。湯煎か流水解凍で調理する形式なので、レンジだけで済ませたい平日の夕食にはやや手間がかかる点も含めて、わが家では見送りました。

型Bが向いている家庭

  • 家族全員がだいたい同じ時間に食卓につく
  • 「弁当」ではなく大皿から取り分ける形にしたい
  • 冷凍庫に空きがない(冷蔵で届く)
  • 週の決まった曜日をまるごと料理から解放したい
  • 予定が読めず、直前に「今週はいらない」と決めたい
  • 1回あたり1万円前後の出費に抵抗がある
  • メニューを自分で選びたい(型Bは基本おまかせ)

ツクリオの2人前プランは、量あたりで見ると割高

落とし穴。ツクリオの2人前プランは量あたりで割高

調べていて、これは書いておくべきだと思った点です。

「まず2人前から試して、足りなければ4人前に上げよう」と考える人は多いと思います。わが家も最初はそう考えました。ところが公式が公開している分量の情報を使って計算すると、その選び方は損だと分かります。

同じ量あたりで比べると

公式のよくある質問より:「2人前週3食プランの場合、4人前プランの2/3量を目安として提供します」

つまり2人前プランは、量が4人前プランの1/2ではなく2/3
・4人前×週3食=9,990円(量を1とする)
・2人前×週3食=7,990円(量は2/3)

2人前プランを4人前と同じ量まで換算すると
7,990円 ÷ (2/3) = 11,985円相当

同じ量あたりで約1.2倍の単価。差は約2,000円です。

もちろん2人前プランは総額が2,000円安いので、「支払う金額を抑えたい」なら2人前が正解です。ただし「量あたりのコスパ」で選ぶなら4人前が正解で、この2つは別の話です。

わが家のように4人+成長期の子どもがいる場合、2人前を頼んで足りない分を自炊で埋めるくらいなら、最初から4人前を頼んだほうが量あたりで得という結論になりました。

型C:まず1,000円前後で試したいなら

型C。まず1000円前後で宅食を試したいなら

いきなり1万円を払うのに抵抗がある場合、食材宅配・生協のお試しセットから入る手もあります。こちらは調理済みではなく食材やミールキットなので性格が違いますが、「宅配で食事の負担を減らす」という目的は同じです。

サービス内容価格
Oisix おためしセット15品・通常7,900円相当1,980円
コープデリ お試しセット冷凍食品の詰め合わせ3種500 / 780 / 1,980円
パルシステム おためしセット単体980円
パルシステム おためしセットWeb加入と同時申込180円
パルシステム おためしセットおためし宅配と同時380円
ヨシケイ ミールキットお試し5days8種から選べる5日分1食300円台
2026年8月時点・税込。

とくにヨシケイのミールキットお試し5daysは1食300円台で、4人分でも1回1,200円台。これは冷凍弁当より安い水準です。ただしミールキットなので調理する時間は必要で、「作らなくていい」を求めている場合には目的が合いません。

わが家の課題は「作る時間がないこと」なので、型Cは今回の選択肢から外しました。「買い物に行く時間がない」が課題なら型Cが第一候補になります。自分の家の課題がどちらなのかを先に決めると、選ぶ型が決まります。

初回価格に釣られない。2回目以降でいくらになるか

注意。初回価格に釣られない。2回目以降はいくらか

比較記事を読んでいて、いちばん危ないと感じたのがここです。型Bの初回価格は、2回目以降と大きく違います。

プラン初回2回目以降上がり幅
ツクリオ 4人前×週3食5,990円9,990円+4,000円(+67%)
ツクリオ 4人前×週5食11,960円15,960円+4,000円(+33%)
シェフの無添 食卓おまかせ9,980円
(送料無料)
13,607円
+送料990円
+4,617円(+46%)
わんまいる 健幸ディナー5食5,780円6,280円
+送料
+500円+送料
2026年8月時点・税込。

ツクリオの初回1食499円という数字はあちこちで見かけますが、2回目以降は832円です。約1.67倍になります。

一方、型Aの冷凍弁当は初回割引の幅が小さく、定期価格がそのまま継続価格になることが多いです。継続前提で比べるなら、型Aと型Bの差は「初回だけを見たとき」より小さくなります。

判断のときに見る数字

初回価格は「試す判断」の材料にはなりますが、「続ける判断」の材料にはなりません
比較するときは必ず2回目以降の価格を並べてください。この記事の早見表も、すべて2回目以降の価格で作っています。

全部を宅食にはしない。週2〜3回が現実的な理由

現実解。全部は宅食にしない。週2〜3回が現実的

計算していて分かったのですが、夕食を全部宅食に置き換えるのは、家計的にかなり厳しいです。

月額で見るとこうなる

夕食を週3回、宅食に置き換えた場合の月額(4週=12回分)です。

サービス1回月額(週3回)
ワタミの宅食ダイレクト 三菜2,392円約28,700円
nosh(10食)3,056円約36,700円
ツクリオ 4人前×週3食3,510円約42,100円
宅配弁当Meals(10食)3,772円約45,300円
シェフの無添 食卓おまかせ5,046円約60,600円
送料・ごはん代を含む実質額×12回。2026年8月時点の価格で計算。

参考として、総務省の家計調査(2025年平均)では4人世帯の食費は月103,384円、うち外食費が20,472円です。

つまり夕食を週3回ツクリオに置き換えるだけで、食費全体の約4割を1サービスが占めることになります。これを週5回に増やすと約7万円で、食費の7割です。朝食も昼食も残っていることを考えると、全面移行は現実的ではありません。

冷蔵庫・冷凍庫の容量という物理的な壁

金額とは別に、置き場所の問題があります。

  • 型A(冷凍弁当):週3回×4人=12トレー。10食セットを買うと冷凍庫の1段が埋まります
  • 型B(作り置き):冷蔵で届くため冷凍庫は空くが、今度は冷蔵室にまとまったスペースが必要になります

わが家の場合、冷凍庫はすでに作り置きと冷凍食品で埋まっているので、冷蔵で届く型Bのほうが物理的に無理がないという判断になりました。ここは各家庭の設備次第なので、申し込む前に一度冷蔵庫を開けて確認することをおすすめします。

締切と決済のスケジュールを生活に合わせられるか

意外と効いてくるのが運用のスケジュールです。ツクリオの場合はこうなります。

前週の水曜まで

翌週ぶんの注文・キャンセルの締切。ここを過ぎると変更できません。

木曜の朝7〜8時

クレジットカードで自動決済。失敗した場合は金曜の朝7時に再決済され、それも失敗すると自動的にキャンセルになります。

翌週、指定した曜日に配達

冷蔵で届きます。休む週はLINEで休会設定(無料)。

「来週は家族の予定が読めない」という週が多い家庭だと、前週水曜の締切は使いにくいかもしれません。逆に、平日の夕食パターンがある程度決まっているなら問題ありません。

冷凍弁当(型A)はこの点が自由です。冷凍庫にストックしておけば、使う日を当日決められます。予定が読めない家庭には型Aのほうが向いています。

わが家が「ツクリオ 4人前×週3食」を1社目に選んだ理由

決定。ツクリオを1社目に選んだ理由

ここまでの比較をふまえて、最初に試す1社を決めました。

選んだ基準は4つ

冒頭に書いた3つの理由——夕飯が遅くなる日がある/毎日作る負担を少し減らしたい/その分の時間を作りたい——に立ち返ると、譲れない条件が見えてきました。

わが家の判断基準
  1. 冷凍庫を使わないこと(すでに空きがないため)
  2. 4人前が1単位で届くこと(取り分けて食卓の形にしたい)
  3. やめるときのコストがゼロであること(合わなければすぐ止めたい)
  4. 1回あたり3,500円以内に収まること

この4つを全部満たしたのがツクリオでした。冷蔵配送で①をクリア、4人前×週3食で②をクリア、休会・解約がいつでも無料でLINEから完結するので③をクリア、実質3,510円で④をぎりぎりクリアです。

①と②は「帰りが遅い日でも、温めて並べるだけで食卓が完成する」ための条件です。冷凍だと解凍の時間が読めず、1人1トレーだと並べても食卓の形になりません。③は「合わなかったときに引き返せる」ための条件。毎日の負担を減らすつもりが、続けるかどうかで悩む負担に置き換わっては本末転倒です。

シェフの無添つくりおきも①②③は満たすのですが、実質約5,046円で④に届きませんでした。「小中学生2人」を明示的に想定している設計は魅力的なので、ツクリオを試したあとに比較対象として検討する予定です。

そして初回は5,990円(クーポンコード「RC-2026WELCOME」適用時)。1週間だけ試して合わなければ止められるので、最初の1社としてリスクが小さいと判断しました。

それでも不安に思っている点(正直に書きます)

決めたとはいえ、まだ食べていないので確信はありません。今の時点で不安に思っていることを、そのまま書いておきます。あとで答え合わせをするためです。

  • 量が足りるか。「4人前=大人2+子供2」という想定に対して、わが家の子ども2人はほぼ大人2人分食べます。主菜350〜600gが4人分というのは、正直きわどいラインだと思っています
  • 2回目以降の9,990円を払い続けられるか。初回5,990円との差は4,000円。月4回で約4万円は、食費全体の4割です
  • 前週水曜の締切に生活を合わせられるか。習い事や部活の予定が直前に変わる家なので、ここは実際にやってみないと分かりません
  • 味付けが子どもに合うか。「大人も子供も一緒に食べられる薄味」と公式にはありますが、中学生男子が薄味を好むとは限りません
  • メニューを選べない点。週替わりのおまかせなので、苦手なものが続く週があるかもしれません

とくに1つ目の「量」は、この記事で計算した結果としてむしろ不安が増した部分です。数字で見てしまったので、楽観できなくなりました。ここは実際に頼んで、届いたものを量って確かめます。

離れて暮らす親に送りたい場合は、まったく別の話になります

別ケース。離れて暮らす親に宅食を送りたい場合は

「宅食 家族」で検索すると、同居の家族向けの情報と、離れて暮らす高齢の親に送る情報が混ざって出てきます。目的が違うので、選ぶサービスも変わります。

目的重視する点候補になる型
同居の家族4人の夕食1回あたりの金額・量・食卓の形型A・型B
離れて暮らす親に送る手渡しの安否確認・やわらか食・塩分調整手渡し型の配食サービス

親に送る目的なら、この記事で比較した冷凍弁当や作り置き惣菜より、手渡しで届けて安否確認まで担ってくれる配食サービスのほうが目的に合います。コープの夕食宅配やワタミの宅食(手渡しの日替わり夕食)などがそちらの分類です。

この記事はあくまで「同居している家族4人の夕食をどうするか」に絞って書いています。

よくある質問

Q&A。宅食のよくある質問
宅食を1ヶ月使うと家族4人でいくらかかりますか?

夕食を週3回置き換えた場合で、月約28,700円〜60,600円です(2026年8月時点、送料とごはん代を含む実質額)。最も安いワタミの宅食ダイレクト三菜で約28,700円、ツクリオ4人前×週3食で約42,100円、シェフの無添つくりおきで約60,600円という幅になります。週5回に増やすとそれぞれ1.7倍程度です。

宅食と自炊はどちらが安いですか?

食材費だけで比べれば自炊のほうが安くなります。総務省の家計調査(2025年平均)では4人世帯の食費は月103,384円で、そのうち外食が20,472円。1日3食×30日で割ると1食あたりの水準が見えてきますが、宅食の夕食1回2,400〜3,500円はそれより高い部類です。ただし宅食には献立を考える時間・買い物の時間・調理と洗い物の時間が含まれません。そこをどう評価するかで結論が変わります。

4人家族の食費の平均はいくらですか?

総務省の家計調査(2025年平均)で、4人世帯の食費は月103,384円です。うち外食費が20,472円。前年から1万円以上上がっており、物価高の影響が出ています。宅食を夕食週3回に導入すると、この10万円のうち3〜6万円を1サービスが占める計算になります。

宅食は量が足りますか?中学生の子どもがいても大丈夫?

サービスの「1人前」の想定を確認してください。ツクリオの「4人前」は公式に「大人2名+子供2名」と明記されています。ところが厚生労働省の食事摂取基準では中学生男子の推定エネルギー必要量は約2,600kcalで、成人男性の約2,700kcalとほぼ同じ。中学生を「子供1人分」で数えると足りない可能性が高いです。ごはんを多めに炊く、汁物を1品足すといった調整を前提に考えるのが現実的です。

宅食で量が多いのはどのタイプですか?

家族向けの作り置き惣菜(型B)です。ツクリオの週3食プランは主菜が約350〜600g、副菜が約160〜300gと公式が公開しており、週5食プランの2倍量メニューならその倍になります。1人前の冷凍弁当(型A)は年齢や性別の想定がないため、育ち盛りには物足りなくなりやすいです。

宅食は高いですか?

1食単価だけを見ると安く見えますが、家族4人だと1回の夕食で2,400〜5,000円になります。ここに送料(1回あたり350〜400円)とごはん代(約180円)が乗ることを忘れないでください。ただし週2〜3回に絞れば月2〜4万円台に収まり、外食1回を減らせば相殺できる範囲です。全部を置き換えようとすると高くなります。

宅配弁当のデメリットは何ですか?

家族世帯に限って言えば、①4人分だと単価がそのまま4倍になる ②冷凍庫の場所を大きく取る ③1人1トレー形式なので食卓の形が変わる ④おかずのみで主食は別に用意する必要がある、の4点です。まとめ買いで単価が下がる設計は、消費の速い家族世帯だと恩恵を受けにくい面もあります。

ツクリオは2人前と4人前のどちらを選ぶべきですか?

支払う総額を抑えたいなら2人前(7,990円)、量あたりのコスパなら4人前(9,990円)です。公式によると2人前プランは4人前プランの2/3量なので、同じ量に換算すると2人前は約1.2倍の単価になります。4人家族なら4人前を選んだほうが量あたりでは得です。

まとめ:単位を「1食」から「夕食1回」に変えると見え方が変わる

まとめ。単位を夕食1回に変えると見え方が変わる

家族4人で宅食を検討するなら、比較の単位を「1食◯◯円」から「家族4人の夕食1回あたり」に置き換えるところから始めてください。これだけで判断の精度がかなり上がります。

  • 冷凍弁当(型A)は単純に4倍。1回2,400〜3,800円
  • 作り置き惣菜(型B)は4人前が1単位。1回3,500〜5,000円
  • 送料を1回あたりに割り戻すと350〜400円が乗る
  • ごはんは別。4人分2合で約180円と、炊く手間は残る
  • 「1人前」の定義は各社バラバラ。年齢の想定を必ず確認する
  • 中学生男子はほぼ成人男性と同じだけ食べる
  • 比較は2回目以降の価格で。初回価格で判断しない
  • 全面移行より週2〜3回が現実的

そのうえで、わが家はツクリオの4人前×週3食プランを最初の1社に選びました。最安ではありませんが、冷凍庫を使わず、4人前が1単位で届き、いつでも無料で止められるという条件が揃っていたからです。

そして繰り返しになりますが、この記事の時点ではまだ1食も食べていません。ここに書いたのは公式サイトから取った数字と、そこから導いた計算だけです。

次に書くこと

実際に注文して届いたら、次の記事で答え合わせをします。

  • 主菜と副菜を実際に量って、公式の「350〜600g」と合っているか
  • 中1と小3の男子2人+大人2人で、本当に3日分もったか
  • 味付けが子どもに合ったか
  • 前週水曜の締切が生活に合ったか
  • 2回目以降の9,990円を払い続ける気になったか

ここまで書いた「不安点」がどうなったかを、そのまま報告します。

※本記事に記載の料金・プラン・分量・条件はすべて2026年8月時点で各社公式サイトから確認したものです。これらは予告なく変更されることがあります。申し込みの際は必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。また、栄養に関する数値は厚生労働省「日本人の食事摂取基準」、食費の平均は総務省「家計調査」(2025年平均)を参照しています。

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