スタディサプリのテキストは、全教科を最初から冊子でそろえる必要はありません。必要な単元だけならPDF印刷、同じ講座を通して使うなら冊子購入を候補にすると、選びやすくなります。
男性スタディサプリを始めたら、テキストも全教科買ったほうがいい?



まずは使う1講座から。必要な範囲だけ印刷するか、冊子でまとめて用意するかを比べましょう。
うちは2023年春からスタディサプリを使い、4年目に入った今も冊子は1冊も買っていません。必要なPDFをダウンロードして、自宅のプリンターで印刷しています。
ただし、冊子を買わないほうが全家庭で安くなる、とは言い切れません。使うページ数に加え、紙・インクの費用や、印刷を用意する手間が違うからです。
この記事では、講座ごとの販売条件、家で印刷する場合の費用例、購入価格と注文時の注意点を整理します。まずは、今使う1講座をどう用意するか考えてみてください。
※家庭向けの小学・中学・高校・大学受験講座が対象です。2026年10月2日の調査資料を基に、10月3日に主要な公式情報を再確認しています。
スタディサプリのテキストは買うべきか


| 使い方・家庭の状況 | 最初に試す方法 | 確認すること |
|---|---|---|
| 苦手な単元だけ復習したい | 必要な範囲のPDFを印刷 | ページ数、字の大きさ、書き込みやすさ |
| 同じ講座を最初から最後まで使いたい | 冊子購入と印刷を比較 | 販売の有無、総ページ数、用意する手間 |
| 家にプリンターがない | 冊子・コンビニ印刷・画面表示を比較 | 必要冊数、印刷料金、画面の読みやすさ |
| 紙に直接書き込まなくても進められる | PDFを画面で見てノートに書く | 動画との切り替え、図や文章の見やすさ |
PDFの有無や冊子の販売条件は講座によって違います。使う講座の画面で確認してから選びましょう。
必要な単元だけ使うならPDF印刷から
苦手な単元の復習や、学校の授業に合わせた予習で使うなら、最初に必要なページだけ印刷してみる方法があります。その講座を最後まで使うか分からないうちに、全部の冊子をそろえる必要はありません。
PDFのある講座なら、使う範囲を確認してから紙を用意できます。
ただし、PDFが無料でも印刷に使う紙やインクは無料ではありません。
何ページ使うのか、誰が印刷するのか、印刷した紙をどう管理するのかまで考えて選びます。
同じ講座を通して使うなら冊子も候補
毎回開く講座が決まっていて、まとまった量を使うなら、冊子を買うメリットもあります。製本された教材なら、印刷した紙の順番を合わせたり、まとめたりする手間を減らせます。
家にプリンターがない場合や、印刷を用意する人の負担が大きい場合も、冊子を検討する理由になります。うちは冊子を買ったことがないので、紙質や書き心地を比べた感想は書けません。ここで比べるのは、購入条件と、紙を用意するまでの費用や手間です。
画面とノートで進める選択もある
PDFを画面で見て、答えやメモをノートに書く使い方も考えられます。その場合は、文字や図が読めるか、動画とテキストを行き来しやすいかを確認したいところです。
小さなスマホで長い文章や細かい図を見ながら進めるのと、大きな画面で確認するのでは使いやすさも違います。「紙を使うか」と「冊子を買うか」は、分けて考えて大丈夫です。
小学・中学・高校でテキストの条件が違う


スタディサプリは、すべての教材を同じ形で買えるわけではありません。まず、お子さんの学年だけでなく、実際に受ける講座を確認してください。
小1〜3は冊子販売なし。小4〜6は基礎レベルが対象
公式FAQでは、小学1年生から3年生の講座のテキスト冊子は販売していないと案内されています。小4〜6については、公式の小学講座料金ページに、基礎レベル講座の冊子を購入できると書かれています。
「小学生だから冊子を全教科そろえる」と考える前に、使う講座を見てください。小1〜3のお子さんが小4以上の講座を先取りする場合も、受講する講座のテキストで判断します。
中学は使う講座ごとに確認する
中学講座の公式FAQでは、授業に対応したPDFをダウンロードして印刷でき、冊子も販売していると案内されています。一方で、講義動画、ドリル、定期テスト対策など、画面にある教材をすべて同じ冊子で買えるとは限りません。
教科名だけで選ばず、今使っている講座のPDFと購入ボタンを見てください。中学の教材をどう使い分けているかは、小3と中1で使う我が家のスタディサプリの口コミでも書いています。
出典:中学講座のよくある質問
高校・大学受験は科目とレベルを合わせる
高校や大学受験では、同じ教科でも講座名やレベルが分かれています。購入する場合は、受講している講座と一致しているかを確認してください。公式の案内にも、PDFをダウンロードできないものや、冊子を販売していない講座があると書かれています。
なお、我が家の利用体験は小中学生のものです。
高校・大学受験については公式条件の説明で、実際に使った感想ではありません。
買うべき教科は?書き込みたい内容で選ぼう


数学や英語のテキストを買ったほうがいいのか、という疑問もあります。ここでは、教科名だけで購入の順番を決めるより、何を書き込んで使いたいかを考えます。
- 数学の途中式や図を、問題の近くに書きたい
- 英語の長文に線やメモを書き込みたい
- 理科や社会の図・資料を手元で見比べたい
- 国語の文章に印を付けながら読みたい
こうした使い方なら紙を用意する理由がありますが、その紙はPDFの印刷でも用意できます。まず受ける講座を決め、1単元分で文字の大きさや書き込みやすさを試すと選びやすくなります。
そのまま使い続けるなら、印刷を続けるか、販売されている冊子に切り替えるかを考えれば十分です。
PDFを家で印刷するといくらかかるか





両面にすれば、印刷代も半分になる?



減らせるのは主に紙の枚数です。印刷する面の数は同じなので、インク代まで半分にはしません。
我が家の紙代は記録上1枚約0.9円
うちで使っているコピー用紙はA4です。2026年9月の記録では、2,500枚で2,245円でした。2,245円を2,500枚で割ると、紙1枚は0.898円です。紙100枚なら約90円になります。
これはそのときの価格記録を使った計算で、現在の販売価格を保証するものではありません。うちでは学習プリント全体で、1日3〜5枚、月100枚以上を印刷するのが目安です。スタサプだけの枚数や、利用開始からの総印刷量を実測した数字ではありません。
インク代は商品の価格比だけでは決められない
うちのプリンターはブラザーのDCP-J526Nで、互換インクを使っています。互換インクの購入価格が安くても、その価格だけで1ページ当たりのインク代は決まりません。容量や刷れる枚数、印刷する内容、クリーニングで消費する量が関わるからです。
うちでは、スタサプのPDF1ページにいくらのインクを使ったかまでは実測していません。そのため、ここで「我が家の印刷費は1枚何円」と断定はしません。
ブラザーも、文書の公称コストはインクのみの計算で、原稿や印刷頻度、クリーニングなどによって変わると案内しています。
両面印刷でもインク代が半分になるわけではない
PDF200ページを片面で刷れば、紙は200枚必要です。まとめて両面で刷れば、紙は100枚にできます。でも、文字や図を印刷する面の数は、どちらも200面です。
両面で半分になるのは主に紙の使用量で、インクも半額になるという計算にはしません。講ごとに印刷して奇数ページが余る場合や、刷り直した場合には、使う紙も増えます。
ページ数を決めて冊子1,320円と比べる
比べ方が分かるように、条件を決めた計算例を出します。紙は先ほどの0.898円、インクは仮に1面3円として計算します。
この3円は我が家の互換インクの実測値ではありません。
ブラザーのDCP-J526N発売時の公式発表にはモノクロ約3円という公称がありましたが、ここではあくまで例の条件として使います。
| PDFのページ数 | 片面印刷の紙枚数 | 片面の紙・インク代 | 両面印刷の紙枚数 | 両面の紙・インク代 |
|---|---|---|---|---|
| 100ページ | 100枚 | 約390円 | 50枚 | 約345円 |
| 200ページ | 200枚 | 約780円 | 100枚 | 約690円 |
| 400ページ | 400枚 | 約1,559円 | 200枚 | 約1,380円 |
これらは実在の講座のページ数ではなく、量による違いを見るための仮定です。本体代、電気代、失敗した印刷、整理用品、作業時間は含めていません。
たとえば、この条件でPDF400ページを全部刷るなら、両面でも約1,380円。通常の冊子1冊1,320円より高くなります。一方、100ページだけなら約345円です。実際の講座のページ数と、使う範囲を見て比べることが大切です。
家にプリンターがある人と、このために新しく買う人でも条件は違います。少数の冊子だけ使う予定なら、先に本体を買うより、必要な冊子代と比べてから決めたいところです。
PDFを自宅のプリンターで印刷する流れ


使う講座のPDFを開く
スタディサプリの公式ガイドでは、各講座の画面からテキストをダウンロードし、家やコンビニで印刷する方法が案内されています。まず学年、講座名、使う単元を確認し、その講座のテキストPDFを開きます。
ボタンの位置や表示は、端末や講座によって違う場合があります。
出典:公式の受講準備ガイド
最初にページ範囲とプレビューを見る
印刷する前に、今日使うページがどこからどこまでかを確認します。PDF全体を開いたまま印刷すると、使わない部分まで出してしまうことがあるので注意してください。最初は1〜2ページだけ刷り、次の点を見ます。
- 字や図は小さすぎないか
- 書き込む場所は足りるか
- 端の文字が切れていないか
- 白黒にしても図や資料を見分けられるか
- 両面にしたときのページの向きは合っているか
紙を減らそうと小さくまとめすぎて、書き込みにくくなっては使いづらくなります。用紙の節約だけでなく、子どもが解きやすい大きさを確認してください。
スマホは対応プリンターと接続方法を確認
スマホからも、対応する印刷機能とプリンターがあればPDFを刷れます。iPhoneやiPadのAirPrintでは、対応プリンターと同じWi-Fiにつなぎ、PDFを開くアプリの共有メニューなどからプリントを選びます。
プリンターとページ範囲、部数などを確認して印刷します。アプリによってはプリントに対応していないこともあるので、メニューが見つからない場合はアプリのヘルプを確認してください。
Androidも、端末とプリンターが対応する印刷方法をメーカーの案内で確認します。
うちのDCP-J526NはAirPrintとMopriaに対応していますが、Wi-Fiが付いていればすべてのスマホやアプリで同じように刷れる、という意味ではありません。
なお、DCP-J526Nは現在メーカー上では販売終了となっている機種です。
新しく買う場合のおすすめ機種としてではなく、我が家の使用例として挙げています。
出典:AppleのAirPrint案内、DCP-J526Nの仕様
冊子を買う前に確認する価格と注意点





冊子は、使う直前に注文しても間に合う?



通常の配送目安を確認しましょう。決済後は取消・変更もできないので、講座名と条件を先に確かめてください。
通常1冊1,320円。税込・送料込みで受講料とは別
公式の冊子価格は、通常1冊1,320円(税込・送料込)です。受講料とは別にかかり、キャンペーンなどで変わる場合もあります。冊子の支払いはクレジットカードかコンビニ決済で、受講料のアプリ決済とは分かれています。
購入は講座一覧から。ボタンがないときは販売・在庫を確認
公式FAQでは、Web版の購入手順を次のように案内しています。
- ログイン後、トップページの「講座一覧」を開く
- 購入したい講座を選ぶ
- 「この講座のテキストを購入」を押す(スマートフォンでは「テキストを購入」)
- 購入画面で講座名・数量・金額・支払い条件を確認する
アプリでは表示位置が異なります。最新の操作案内は、下の公式FAQで確認してください。購入ボタンがない場合は、その講座の冊子を販売していないか、在庫が切れている可能性があります。
すぐに操作の不具合と考えず、講座名と販売の有無を確認してください。
届くまで通常1週間〜10日程度を見込む
配送FAQでは、注文日から通常1週間〜10日程度が目安です。コンビニ決済の場合は、支払いが終わった日からになります。土日祝や年末年始などの休業、注文の混雑で、さらに時間がかかることもあります。
テスト直前に注文して、必ず間に合うと考えるのは避けたいところです。購入対象の講座にPDFがあるなら、到着を待つ間に必要な範囲だけ印刷する方法もあります。
公式の受講準備ガイドには異なる配送日数の表記もあります。本記事は配送FAQと特商法表記の目安を採用しているため、注文時の案内も確認してください。
決済後は取消や変更ができない
決済が終わったテキスト冊子は、公式FAQ上、取消・変更・返品ができません。
注文する前に、学年、講座名、教科書対応、レベルなどが合っているかを確認してください。届いた冊子に汚損・破損・乱丁・落丁がある場合は、自己都合の返品とは別で、公式が交換対応を案内しています。
該当する場合は到着から1か月以内に問い合わせる条件です。
よくある質問


テキストを買わなくても学習できる?
PDFがある講座なら、家で印刷して使う選択があります。画面でテキストを確認してノートに書く場合は、読みやすさや操作のしやすさを試してください。
PDFは無料?
公式では、追加のテキスト代なしでダウンロードできるものが案内されています。受講料や通信費、印刷する紙とインクの費用は別で、一部ダウンロードできない教材もあります。
小1〜3にも冊子がある?
公式FAQでは、小1〜3の講座は冊子販売なしです。小4以上を先取りする場合は、受ける講座の教材を確認してください。
スマホだけで印刷できる?
端末とプリンターが対応する方法なら可能です。PCが必ず必要というわけではありませんが、接続や印刷機能の確認が必要です。
冊子は毎月送られてくる?
冊子は、必要なものを選んで注文するオプションです。受講コースの自動更新とは別に考えてください。
毎年テキストを買い直す?
全講座について毎年一律に買い直すルールは、今回の公式確認では見つかりませんでした。購入や印刷をする際に、受講している講座と教材の年度・版が合っているかを確認します。
まず使う講座とページ数を確認しよう


うちは冊子を買わず、PDFを家で印刷して使っています。
ただ、印刷が合うかどうかは、使う量や家庭の準備の仕方で変わります。
- 必要な単元だけなら、PDFのある講座で少量印刷から
- 同じ講座を通して使うなら、冊子代と印刷代・管理の手間を比べる
- 家にプリンターがないなら、本体を買う前に必要冊数を数える
- 注文前に講座名と販売の有無、決済後の変更条件を確認する
最初に全教科をそろえるより、今使う講座のPDFとページ数を見てから決めるほうが、無駄な購入や印刷を避けやすくなります。家庭での使い方そのものは、小3と中1に使わせているスタディサプリの口コミにまとめています。

