YouTubeショートのBGMの選び方と付け方|無料音源・使える秒数・再投稿の注意点

「ショートでよく聞く曲を使いたい」「無料BGMをダウンロードして入れたい」。この2つは、曲の探し方と追加する手順が違います。

まず、YouTubeアプリのサウンドから選ぶのか、YouTubeオーディオライブラリから入手するのか、外部の配布サイトを使うのかを決めましょう。曲名が同じでも、入手先と追加ルートをそろえて確認することが大切です。

この記事では、BGMを選んでから投稿するまでの流れと、3分ショートの音楽の長さ、TikTokやInstagramリールにも投稿するときの確認点をまとめます。

情報は2026年10月3日に公式ヘルプ・配布元の規約で確認しました。スマホの実機操作は検証していません。画面名や位置はアプリの更新、端末、アカウントによって異なる場合があります。

目次

YouTubeショートのBGMは3つの追加ルートから選ぶ

無料で使いたい場合も、最初に「どこで曲を追加するか」を決めると迷いにくくなります。

追加ルート使いたい場面最初に見るもの
Shorts作成ツールのサウンドYouTube内で見つけた音楽をアプリから追加したい選択画面の曲・使用可能な長さ・用途の条件
YouTubeオーディオライブラリ無料の音楽ファイルを編集ソフトで動画に入れたいライセンスタイプと帰属表示
外部の無料・有料素材配布元の曲を使いたい、複数のSNSにも投稿したい曲とプランの利用条件・対象媒体・表示義務

ここでいう「Shortsのサウンド」と「YouTubeオーディオライブラリ」は別のものです。前者はショートの作成画面で選ぶ音源、後者はYouTube Studioで探せる制作向けの音楽・効果音です。

Shorts用の曲は、YouTubeと音楽パートナーのショート固有の契約に基づいて提供されています。同じ曲を別途入手して編集ソフトで付けた場合は、通常の著作権の申し立ての対象になり得ます。YouTube公式のShorts音源の説明

迷ったら、動画の投稿先と目的を先に書き出してください。「個人の日常動画をYouTubeに投稿する」「商品広告を3つのSNSへ出す」では、確認する条件も変わります。無料か有料かだけで選ばず、予定している使い方が認められるルートに絞りましょう。

ショートでよく聞く曲と無料BGMを探す方法

見ているショートから音源を探す

他のショートで気になる曲を聞いたら、プレーヤーのサウンドアイコンから音源のページを開きます。利用できる場合は「このサウンドを使用する」から作成画面へ進めます。音源のページには、同じ音声を使ったショートや元の動画へのリンクも表示されます。YouTube公式のリミックス手順

曲名をメモするときは、アーティスト名も一緒に残しましょう。同名曲や別の録音を取り違えにくくなります。音源が見つかっても、後述する利用時間と商用目的の条件まで確かめてから選びます。

ダウンロードできる無料BGMを探す

定番のフリーBGMの曲名や試聴先を探している方は、YouTubeでよく使われるBGM43曲の記事から探せます。ここでは曲を並べ直すより、ショートに使う区間を決める考え方を紹介します。

以下は、BGMを比較するときの目安です。人気順位や再生数が伸びることを保証する基準ではありません。

  • 説明・トーク:声を入れた状態で、言葉が聞き取りやすいかを比べる
  • 料理・作業:手元の動きや場面の切り替えに、リズムが合うかを試す
  • 日常・風景:使いたい短い区間だけでも、映像の雰囲気に合うかを聞く

まずは候補を2〜3曲に絞り、同じ動画に合わせてみるのがおすすめです。曲全体が好みでも、使いたい15秒に長い無音や急な盛り上がりがあると、編集し直す必要が出てきます。イントロだけで判断せず、実際に入れる区間を確認しましょう。

YouTubeアプリでサウンドを追加する手順

YouTubeの作成ツールから音楽を付ける場合は、次の流れで進めます。これは公式ヘルプに基づく案内で、筆者が端末上で実演した記録ではありません。

  1. YouTubeアプリにログインし、作成アイコンから「ショート」を選ぶ
  2. 動画を撮影するか、使う映像を用意する
  3. 録画前は「サウンドを追加」、録画後は編集画面の「サウンド」から音源を選ぶ
  4. 選択画面で使える長さを確認し、使いたい音源を追加する
  5. 「音量」で音楽・元の音声・ナレーションのバランスを調整する
  6. プレビューを聞き、「次へ」でタイトルや公開設定などを確認する

作成から投稿設定までの流れは公式のショート作成手順、サウンドと音量の操作は公式の編集機能の説明で確認できます。

音量は「BGMを何%にすれば正解」と固定せず、自分の声が一番小さい箇所で聞き比べると調整しやすくなります。話し始めが曲に埋もれないか、効果音とBGMが同時に大きくならないかも確認してください。

「サウンドを追加」が見つからないときは、今いる画面が撮影前か編集後かを確認し、公式ヘルプの該当する操作を見直しましょう。探している曲が選べないときも、別の動画から音声を抜き出して代わりに使わず、利用できる音源を選び直すのがおすすめです。

3分ショートの音楽は何秒まで使える?

動画の長さと、音楽を使える長さは別です。 3分の動画だから、Shortsの曲を3分まるごと付けられるわけではありません。

2026年10月3日時点の公式案内では、最長3分のショートで多くの曲を最大90秒まで使えます。一部は60秒や30秒に制限されます。最終的には、音源を選んだ画面に表示される使用可能時間を確認してください。YouTube公式の3分ショートの案内

例えば2分の解説動画に、30秒までの曲を選んだ場合。最初の30秒だけに音楽を入れる構成にするか、必要な区間をカバーできる別の音源を選ぶ、と考えます。これは編集の考え方の例です。上限を超えてループさせてよいという意味ではありません。

外部で入手した素材の尺やループ可否は、配布元の条件で確認します。Shortsツールに表示された90秒という数字を、外部音源の使用許可の代わりにしないでください。

1分超のContent IDの扱いは日付も確認する

2026年9月24日から、新しい「1分超・3分未満」のショートは、有効なContent IDの申し立てがあっても自動ブロックされず、再生可能になる場合があると案内されています。変更日を含む公式案内

ただし、同じ確認日に収益化ポリシーのページには、1分超の動画をブロックするという説明も残っていました。ページ間に差があるため、投稿した動画の制限表示で状況を確認してください。「再生できる可能性がある」という説明を、無許可の使用や収益の保証には広げられません。3分ちょうどや過去の投稿も、上の変更説明だけで同じ扱いとは判断しないでください。

YouTubeオーディオライブラリから無料BGMを入れる

編集ソフトで音楽を付けたいなら、YouTube Studioのオーディオライブラリも候補です。

  1. YouTube Studioを開き、左側の「オーディオライブラリ」を選ぶ
  2. 曲を検索して試聴し、ライセンスタイプを確認する
  3. ダウンロードしたMP3を、自分の編集ソフトの音声トラックに入れる
  4. 動画に合わせて音を調整し、必要な帰属情報を説明欄に入れる

ライブラリには帰属表示が必要な曲と不要な曲があります。必要な曲は、ライセンスタイプからコピーした帰属情報を説明欄へ貼り付けます。YouTube側に音楽情報が表示されても、必要な帰属表示は省略しないでください。公式オーディオライブラリの使い方

編集ソフトに入れる操作は、ソフトごとに違います。音楽ファイルを読み込めたら、映像の開始位置と音楽の開始位置を合わせ、書き出した動画を最後まで聞いて確認しましょう。編集画面では聞こえていても、書き出し設定で音声が外れていないかを確かめるためです。

曲名・入手先・必要なクレジットを、編集プロジェクトと一緒に残しておくと、次回の動画や説明欄を作るときにも確認しやすくなります。ファイル名を「BGM1」だけに変えてしまうより、どの曲か分かる名前で管理するのがおすすめです。

外部の無料BGMは配布元の条件を確認して使う

外部の素材を使う場合は、公式配布ページで、曲と利用条件をセットで確認しましょう。

  • YouTubeや、ほかに投稿したいSNSで使えるか
  • 収益化、企業の投稿、広告、案件動画に使えるか
  • クレジットの有無と、書く内容・場所
  • カット、ループ、フェードなどの加工ができるか
  • 曲ごと・作者ごとの追加条件や禁止用途がないか

例えばOpenTracks(旧DOVA-SYNDROME)は、共通ライセンスと作曲者の条件に沿ったBGM利用を認め、カットやループなどの加工も案内しています。一方で、音源を主な内容とする作業用BGM動画や、音源の再配布などは制限されています。OpenTracks公式ライセンス

BGMerも無料の個人・商用利用を案内していますが、通常のBGM利用と「BGM紹介・転載動画」ではクレジットの条件が異なります。BGMer公式利用規約

このように、無料素材サイトでもルールは同じではありません。「フリーBGM」と書かれた動画の説明だけで判断せず、実際の配布元の条件を開いてください。

ダウンロードした日、曲名、作者、配布ページ、確認した規約を控え、必要なクレジットをメモしてから編集すると手戻りを減らせます。配布ページが読めない、条件が分からない曲は、確認できる別の素材を候補にするか、配布元へ問い合わせましょう。

TikTok・リールへの再投稿と案件動画は別に確認する

音楽を付ける前の動画を残しておく

YouTubeで選べた音楽を、そのままTikTokやInstagramリールでも使えると決めつけないでください。Shorts内の音源はショート固有の契約に基づくため、外部での投稿まで許可されているとは、その説明から判断できません。

複数のSNSに投稿する予定なら、次のどちらかにすると確認しやすくなります。

  • BGMなしの編集済み動画を残し、各サービスで利用できる音楽を、そのサービス内で追加する
  • 全投稿先と用途に対応した外部素材を選び、その条件を守って共通の動画を作る

前者も、各サービスで曲を選べたことだけで、企業広告などに使えると判断しないでください。後者は、投稿先の追加や用途変更があった時点で、ライセンスを見直します。YouTubeオーディオライブラリの素材も、YouTubeでの案内を外部利用の一律の保証にせず、使う曲の条件を確認しましょう。

YPPの収益分配と広告素材としての利用を分ける

YouTubeは音楽を使うショートも含めて広告収益の分配制度を説明しています。ただし、その制度があることだけで、すべての曲を企業案件や広告に使えるとは判断できません。

編集機能の公式ヘルプは、ライブラリの音楽を適切なライセンスなしに使う場合、個人的な非営利目的に限定すると案内しています。またGoogle広告の公式FAQは、YouTubeオーディオライブラリ以外の曲を営利目的で使う前に、必要な使用許可を得るよう求めています。Google広告のShorts音楽FAQ

企業の宣伝や納品用動画なら、広告利用と納品先での使用まで条件を確認してください。無料素材で要件を満たせるなら、有料契約は不要です。必要な用途を満たす有料素材を検討する場合は、Audiostockの料金・プラン・解約の記事も参考にし、契約前に公式の現行条件と照合しましょう。

投稿前にBGMと動画の音をチェックする

曲を選び終わったら、編集のプレビューだけでなく、投稿する動画そのものを確認します。

  1. 追加ルート、曲名、使用する区間が予定どおりか
  2. Shortsツールの使用可能時間、または配布元の条件に収まっているか
  3. 必要なクレジットを説明欄などに記載したか
  4. 声・BGM・効果音のバランスを最後まで聞いたか
  5. 外部再投稿や案件用途がある場合、その条件も確認したか

カフェの店内音楽やテレビの音など、撮影時に入った別の音にも注意しましょう。後から追加するBGMだけを確認しても、動画全体の音源が確認できたことにはなりません。

投稿後に制限が表示された場合は、YouTube Studioの「コンテンツ」から対象のショートを開き、「制限」の詳細で曲・対象区間・影響を確認します。YouTube公式の申し立て確認方法

まずは「投稿先と目的を決める → 音源の入手・追加ルートを選ぶ → 尺と条件を確かめる → 音を確認する」の順で進めましょう。曲名の候補は43曲の記事で探し、ショートにはどの方法で追加するかを、この手順で決めると整理しやすくなります。

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